知覧武家屋敷の正月門飾り
お正月の門松飾りといえば
よく見かけるのは上の写真のようなタイプ。
門松というわりには、竹要素強めだなって、かねがね思ってたんですが、
松が主役の門飾りを、お正月の知覧武家屋敷群で見つけました。
こちらの門飾り、特徴的なのは、シラス(火山灰土)の盛土の上に立てられているところ。円錐状に盛ったシラスの上には、松、笹がついたままの竹、ゆずり葉などが飾られています。
「シラス」は白っぽい砂をさす南九州の方言です。白色、明灰色の火山灰層や、凝灰岩、凝灰質砂層などを総じてシラスと呼んでいます。
入戸火砕流堆積物・非溶結部(シラス):約3万年前に姶良カルデラを形成させた大噴火に伴って噴出。
シラスの盛土の上に置かれた薪には、「かまどの火を絶やすことなく、三度・三度食べられますように」、「この土地に根付いていられますように」、「薪の鋭い割れが邪気をはらう」などの意味があるといわれています。
「烏帽子岳で見た植物 モミ と ユズリハ」でご紹介したユズリハも飾られています。
元旦から7日までのいわゆる「松の内」にあたる時期のものを「大正月門飾り」といい、「七日正月」を経て「小正月」が終わる1月20日ごろまで、節目ごとに門飾りが変化していき、シラスは最後は庭にまかれるそうです。
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