諏訪考古資料コレクションについて
常設展示室1階・考古資料展示では、鹿児島の考古学者・諏訪昭千代さん(1933-2012)から当館へ寄贈していただいた資料を「諏訪考古資料コレクション」として展示しています。
南薩の縄文石器(諏訪考古資料コレクション)
諏訪さんは、1933(昭和8)年に南さつま市加世田に生まれ、大学生であった昭和20年代から遺跡の踏査を行い、考古学資料を収集されてきました。
その後、学校教員勤務を経て、1972(昭和47)年に鹿児島県教育委員会文化課職員となり、増加する開発に対応して遺跡の調査保護に奮闘され、鹿児島県立博物館にも長く勤められるなど、鹿児島県における文化財行政の黎明期を支えてこられました。
諏訪考古資料コレクションは、土器を中心に、石器・古銭なども含まれ、採集時期はおおむね昭和20年代後半から30年代が中心です。
おもな採集地は南さつま市加世田・金峰町、南九州市川辺町、日置市吹上町、薩摩川内市などで、志布志市六月坂横穴墓出土の土器など重要資料も含みます。
とくに資料数が多く充実してるのは南さつま市加世田の杉本寺遺跡の古代土器資料です。
蔵骨器(平安時代・9世紀前半)
杉本寺(南さつま市)跡採集品
杉本寺(南さつま市)跡採集品
須恵器(写真左)が壺の本体で、土師器(写真右)が蓋
諏訪考古資料コレクションは、展示室津にて定期的に入替を行い、順次公開しております。
現在展示中の資料
諏訪考古資料コレクションの一部は、鹿児島大学総合研究博物館 ニューズレターでもご紹介しています。
newsletter No.38 諏訪考古資料コレクション1 -石器-
newsletter No.40 諏訪考古資料コレクション2 -中世の銭貨-
newsletter No.42 諏訪考古資料コレクション3 -松木薗式土器-
newsletter No.44 諏訪考古資料コレクション4 ―杉本寺跡の蔵骨器―
newsletter No.45 諏訪考古資料コレクション5 ―古代土師器と縄文後期土器―
newsletter No.51 諏訪考古資料コレクション6 ―南さつま市大野の縄文後期土器―
※鹿児島大学総合研究博物館 公式HP>出版物>ニューズレター
よりPDFにてご覧いただけます。
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