唐湊果樹園のみかん

 


冬といえば、やっぱりミカンですね。

写真のミカンは、鹿児島大学 唐湊果樹園で栽培されているものです。

ミカンには「表年」と「裏年」があり、

実なりが多い表年と、実なりが少ない裏年を隔年で繰り返し、

今年は「裏年」にあたり、実つきが少なく、大玉傾向なのだそう。

 

唐湊果樹園は農学部前身の鹿児島高等農林学校時代の

1916(大正5)年から続く、100年以上の歴史がある果樹園です。

郡元キャンパスから西南へ2Kmほどの傾斜地にあり、

カンキツ、ビワ、モモ、カキ、ブルーベリー、ブドウ、スモモ、ウメなどの

有用果樹類の栽培、実習、研究を行っています。

 

唐湊果樹園で栽培されているフルーツをはじめ、

農学部附属農場で生産されている野菜や穀類などは

郡元キャンパス正門横のインフォメーションセンターで販売し、

一般の方も購入することができます。 

(生産状況によっては販売がない日もあります)

 


 

 

上の写真、奥は温州みかんで、手前は「花良治(けらじ)みかん」といって

喜界島発祥の珍しいみかんです。

花良治みかんは、香りが高いのが特徴で、皮をむいたとたん

強いさわやかな香りがほとばしるように広がります。

皮をむいて普通のミカンのように食べられますが、

ゆずのように皮をすりおろして薬味に使ったり、

スライスして焼酎に浮かべて飲むのもおすすめです。

 

ちなみにインフォメーションセンターでは

焼酎も買えます!

鹿児島大学ブランド焼酎「進取の気風」は、農学部 焼酎・発酵学教育研究センターで開発された、オリジナル酵母を使用した焼酎です。

 

 

当館が発行している図録や目録などの書籍類も

インフォメーションセンターで販売しています。

博物館ご見学の際はぜひ、インフォメーションセンターも

覗いてみてください。

 

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