烏帽子岳で見た植物 ツチトリモチ
自然体験ツアー「烏帽子岳の植物」で観察した植物をご紹介しています。 2025年10月5日(日)第24回自然体験ツアー「烏帽子岳の植物」 ツチトリモチ科の植物は、葉緑体を持たず,他の木本植物の根に寄生します。 そのため、ツチトリモチ科の植物では、このような、キノコのような花茎が開花期にのみ地上部に現れて繁殖を行います。 ツチトリモチ科は、主に熱帯から亜熱帯地域の、アフリカ、アメリカ、アジア、オーストラリアに分布し、日本では、日本固有種のツチトリモチ・ミヤマツチトリモチをはじめ、リュウキュウツチトリモチ、アマクサツチトリモチ、キイレツチトリモチ(国指定天然記念物)、ヤクシマツチトリモチの6種が見つかっており、鹿児島県からは、リュウキュウツチトリモチをのぞく5種が見つかっています。 キイレツチトリモチ(鹿児島大学総合研究博物館植物標本室)標本番号 KAG006470 採集年月日 1940/11/18 採集者 内藤喬 採集地 鹿児島市竜ヶ水 キイレツチトリモチは、明治43(1910)年に、現・鹿児島市喜入町で採集された標本を基に牧野富太郎が学名を発表し、大正10(1921)年に天然記念物に指定されています。